スコアと解釈スタイルの見かた
DeepDive は、同じ言葉や事象をお互いが違う意味で受け取ってしまう「解釈・認知のギャップ」を会議ログから可視化します。 このページでは、画面に出てくる対話適応スコア・解釈一致率・解釈スタイルの3つの読みかたをまとめています。
A | Score
対話適応スコア
相手や状況に合わせて自分がどれだけ動けていたかを示す測定値です。会議1回ごとに算出され、ダッシュボードでは週次・全体の平均として表示されます。 数値の高さは「上手い/下手」ではなく、その場で解釈のギャップがどれだけ起きずに進んだかを表します。
6つの観点
何についてのギャップか
論点認識
いま何の話をしているか・何が問題かを、お互いが同じように捉えられていたか。
担当範囲
誰がどこまで担うのかについて、お互いの期待値がそろっていたか。
進める基準
何がそろえば次に進めるか、その判断の基準が一致していたか。
なぜギャップが生まれるか
背景共有
物事の前提(目的・経緯・判断材料)をどれだけ共有できていたか。
相手理解
相手の前提知識・立場・関心をどれだけ踏まえられていたか。
伝わり方の補正
誤解されやすい表現を補い、違う解釈が生まれないようにできていたか。
状態色の見かた
スコアバーは 0 から伸び、到達した位置で色が決まります。バーがどこまで届くと何色になるかは下のとおりです。
050100
良好80–100
安定65–79
改善余地50–64
見直し推奨0–49
スコアの考え方
6つの観点すべてが 70点からスタート します。現実の会議で解釈のギャップがまったく起きないことは稀なので、「ふつうに進んだ状態」を100点ではなく70点に置いています。
出発点
全観点 70 点。
減点
解釈のギャップが残ると、影響度に応じて減点(大 −25 / 中 −15 / 小 −5)。該当する観点すべてに反映されます。
加点
ギャップを未然に防いだ・その場で解消した発話(良かった点)があると +5。
総合
6観点の平均が総合スコアになります。
70点が「平均的な状態」です。 ギャップが少なければ80点台、ギャップが重なると40〜50点台になります。0点や100点を目指す指標ではありません。
B | Interpretation style
解釈スタイル(5タイプ)
会議で何に意識が向きやすいかの傾向を、5つのタイプで表します。 これは優劣ではなく傾向の違いです。誰もが複数の要素を持っていて、会議や相手によって表に出るタイプは変わります。
構造整理重視
「論点」「因果関係」「全体像」のどこを話しているかに意識が向く傾向。
意思決定重視
「何を決めるべきか」「次の意思決定者は誰か」に意識が向く傾向。
役割期待重視
「誰が何を担うのか」「責任範囲・期待値」に意識が向く傾向。
関係調整重視
「相手は納得しているか」「場の温度感」に意識が向く傾向。
実行設計重視
「誰がいつどうやるか」「実現可能性」に意識が向く傾向。
プロフィールでの表示のされ方
マイプロフィール画面の「あなたのタイプ」は、複数の会議の分析が積み重なって判定されます。「必ず1タイプ」ではなく、傾向の出方に応じて表示が変わります。
1つのタイプ
ひとつの傾向がはっきり強く出ているとき。「あなたのタイプ」として1つだけ表示します。
メイン+サブ
主となる傾向と、それに次ぐ傾向があるとき。上位2つを「メイン/サブ」のラベル付きで表示します。
複数を並列
いくつかの傾向が拮抗しているとき。優劣をつけず並べて表示し、会議によってどれが先に立つかが変わることを添えます。
どの形で表示されても、意味は同じ「傾向の違い」です。並列で出るのは曖昧だからではなく、その人が複数のスタイルを併せ持っていることを表します。
C | Interpretation match
解釈一致率
会議のなかで、自分の意図と相手の解釈が一致していた発話の割合です。相手ごとに出る指標で、会議振り返りの参加者分析タブや、関係者の画面で確認できます。
一致した発話
一致した発話 + すれ違った発話
=
解釈一致率
高いとき
自分の意図が、おおむね相手にそのままの意味で受け取られていた状態です。前提や言葉づかいがかみ合っています。
低いとき
意図と受け取りがすれ違いやすかった状態です。相手や話題によって起きやすさが変わるため、かみ合いづらい相手を見つける手がかりとして読みます。